指揮者紹介

常任指揮者 西村友

東京音楽大学器楽学科で学んだ後、三枝成彰氏のオフィスでアシスタントを務め指揮者として活動を開始。管弦楽、吹奏楽、合唱、ミュージカル、オペラ、バレエ、レコーディング、映像出演など、幅広い分野でタクトをとる。

2003年プロコフィエフ国際指揮者コンクールでサンクトペテルブルクでの本選に選出される。「熱く情熱的なその音楽と、明瞭で情緒に富む解釈は演奏者・聴衆ともに惹きつけるものがある(サンクトペテルブルク現地紙)」と評された。

 

作曲作品も、室内楽・管弦楽・吹奏楽・映像・舞台作品など、多岐にわたる。「バンド維新 2014」に、服部克久氏、西村朗氏、新見徳英氏、北爪道夫氏、高昌氏らとともに選出され、「シュレーディンガーの猫」を発表し話題を呼んだ。また、2015年朝日賞作曲賞に入選した「ある英雄の記憶~“虹の国と氷の国より”」は2016年度全日本吹奏楽コンクール課題曲に採用された。

2017年よりOsaka Shion Wind Orchestraの正指揮者に就任。

 

友先輩は私たち学生を1人の音楽家として接してくださいます。創り上げる音楽に妥協はありません。全身で表現し、感情があふれ出る指揮で、私たちを様々な世界へ導いてくださるのです。

”できるかできないかじゃない!”友先輩のこの言葉は北吹全員のこころに刻まれています。聴いている人の心を動かす、意思のある音楽こそが私たちの目指しているものです。